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失敗しない加齢臭・ミドル脂臭デオドラントの正しい選び方4つのステップ
数えきれないほどのデオドラント剤や制汗剤があって、どれを選べばいいか全くわかりませんよね?
成分を見てもカタカナばかりでなんだかわからないし・・・・
ロールオンとかスプレーとか、いろんなタイプがあるし・・・・
と、結局「なんとなく」で選んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで!ニオイに本気で悩んでいるけれど、どれを選んでいいかわからない!という方のために
デオドラント・制汗剤を知り尽くした私たちベストデオドラント編集部が「失敗しないデオドラントの選び方」を解説したいと思います。
自分の悩みに合ったデオドラント製品を選ぶことで、望んだ高い効果を得ることができます。
間違った商品を選んでしまいニオイの悩みが解決しない・・・と悩んでいる方は是非、この記事で自分の悩みに合ったデオドラント製品を見つける知識を身につけて行ってください!
今回は5つのステップで選び方をお話していきます。
ステップ1:制汗剤か?デオドラント剤か?
デオドラント商品は大きく分けると、2つのタイプに分かれます。
・制汗剤
・デオドラント
この2つを一緒だと思っている方も多いのではないでしょうか?
実はこの2つは全くの別物です。
それぞれ目的が違うので、自分のしたい対策に応じて使い分けることが大切です。
(このサイトでは、わかりやすくするために、便宜上ひと括りにして「デオドラント」と呼んでいます)
①制汗剤とは?
制汗剤は字のごとく「汗を制御する」役割があります。
ニオイの元となる汗をかくこと自体を抑えて、ニオイの原因を作らないようにします。
臭いニオイは、汗に含まれる皮脂や脂肪酸などが皮膚の雑菌に分解されて発生するので、その汗自体を抑えてしまえば、理論上ニオイはシャットアウトできるわけです。
②デオドラント
デオドラント製品は、汗の原因菌を殺菌・抗菌してニオイの元を取り除きます。
すでに原因菌がある場合にも殺菌する力を持っているので、消臭することができます。
(なるべく効果を高めるために、デオドラント製品を使う前にその部分をキレイにしてください)
また、抗菌作用によって、菌の繁殖を抑え、ニオイの発生を防ぎます。
汗とは直接的に関係ない加齢臭は、こちらのデオドラントを使うと高い効果が得られます。
加齢臭の原因菌の繁殖を抑え、ニオイを防ぐためです。
③目的や体質に合わせて、選びましょう
制汗剤とデオドラントの違いをしっかりと理解した上で、ご自身の目的や体質に合わせて商品を選びましょう。
汗を大量にかく人なら制汗剤を、汗はあまりかかずにニオイが強い人、または加齢臭に悩む人はデオドラント製品を選びましょう。
ミドル脂臭も、臭わないためには専用のデオドラント製品を使うことを強くオススメします。
最近では、制汗剤とデオドラントの両方の効能を持った商品もありますので、そうした商品を選べば、さらに効果的にニオイ対策ができます。
ステップ2:加齢臭か、ミドル脂臭か、脇臭か
次に対策したいニオイの種類によって、デオドラント商品を選ぶ必要があります。
一般的に売られているデオドラント商品はほとんどが脇臭用のデオドラント商品です。
それだけ脇汗や脇臭に悩む人が多いということですね。
しかし、脇臭用のデオドラント商品で加齢臭やミドル脂臭の対策をしても、望む効果は期待できません。
脇臭用は脇臭の原因菌を除去するために作られており、必ずしも加齢臭やミドル脂臭の原因成分に効くわけではないからです。
どのニオイに悩んでいるかによって、専用のデオドラント商品を選びましょう。
またそれぞれのニオイは発生する箇所が異なるので、その発生場所に合わせてデオドラント商品を使用必要があります。
ミドル脂臭の場合は、主に頭を中心とした箇所になるので、殺菌成分を持つシャンプーも合わせて使ってください。
・脇臭:脇から発生するので、脇に制汗剤やデオドラント商品を使用
・加齢臭:背中や胸、首筋などにデオドラント商品を使用
・ミドル脂臭:首の後ろや頭のため、シャンプーにもこだわる必要がある
ステップ3:有効成分に注目
次に含まれている有効成分に注目しましょう。
以下に書いた成分が高い効果を発揮します。
ドラッグストアなどに売られているデオドラント商品には、次の成分はあまり使われていません。
高い効果を持つゆえにこれらの有効成分を持つデオドラント商品は比較的、値段が高くなっています。
ですが、強いニオイに悩む人にとっては心強い味方になるはずなので、本気で悩んでいる人は以下の有効成分を含むものを選ぶことをおすすめします。
これらの成分は殺菌・消臭・制汗効果に加えて持続力(どの程度効果が続くか)も高い成分となっています。
・殺菌・消臭成分:シメン-5-オール(イソプロピルメチルフェノール)、銀イオン、ミョウバン、柿渋エキス(カキタンニン)
・制汗成分:フェノールスルホン酸亜鉛、クロルヒドロキシアルミニウム
ステップ4:自分に合った形状(スプレー、クリームなど)を選択
デオドラント商品にはスプレータイプやクリームタイプ、ロールオンタイプなどさまざまな形状の商品があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、それを理解した上で自分のニオイの強さや生活スタイルに応じて使うものを決めましょう。
ここでは、主に形状のスプレータイプ、クリームタイプ、ロールオンタイプについてメリット・デメリットを解説します。
・スプレータイプ
メリット:気軽に使える、全身の広い範囲に吹き付けることができる
デメリット:肌への浸透力が弱いため効果が弱い、加齢臭・ミドル脂臭にはあまり効果がない
・クリームタイプ
メリット:肌への直接塗るので効果的、密着力が強いので効果の持続が長い
デメリット:使う時に手が汚れる
・ロールオンタイプ
メリット:肌へ直接塗るので効果的、密着力が強いので効果の持続が長い、手が汚れない
デメリット:指の間や耳の後ろなど細かい部分に使えない
プラスα:「潤い・保湿成分」にも注目
最後にプラスαで、潤い成分を含んでいるかも考慮に入れるといいでしょう。
うるおい成分は美肌効果にもつながりますが、実は体臭とも関係しています。
肌の乾燥は、体臭の原因となります。
肌は乾燥すると、乾燥を補おうとして余分に皮脂を分泌しようとします。
このサイトで何度もお伝えしているように、皮脂は加齢臭やミドル脂臭の原因物質となります。
肌の乾燥によって出た皮脂にも、加齢臭やミドル脂臭の原因成分を含んでいるので、肌の乾燥を抑えてできるだけ皮脂の過剰分泌を避ける必要があります。
そこで、目を向けていただきたいのが、潤い成分です。
ボディーソープやクリームタイプの商品には、ヒアルロン酸やコラーゲン、オリーブ油、グリチルリチン酸ジカリウムなど潤い・保湿成分を含んでいるものがあります。
こうした成分によって、肌の乾燥が避けられ、体臭予防効果が得られます。
また体臭予防だけではなく、美肌効果にもつながりますので、若々しい肌を保ちたい方は是非、プラスαの潤い・保湿成分にも注目してくださいね。
天然の保湿成分を贅沢に使った商品もありますので、肌がデリケートな方は天然成分にもこだわってみてください。